筋肉の特性

筋肥大の是非

筋肉を大きく肥大させると「スピードがなくなる」「動きが鈍くなる」などの印象があるらしく、一部取り入れない、または取り入れることを禁じている指導者もいる。

実際、プロ野球の巨人軍、長野久義選手は筋トレを取り入れていないとのこと。

巨人の松井選手も素振りで体を作ったとか。

格闘技でも筋肉お化けの代表ようなボブサップがまったくもって通じていない現状を目の当たりにした。果たして筋肉は邪魔なのか.....。

たしかにゴルフなどの競技で胸の筋肉をモリモリとつけてしまうのは問題だ。邪魔にしかならず、ショットが安定しない。ゴルフに有効な筋肉はどちらかというと背筋。なので筋トレを実行することが間違いなのではなく、行うべき場所を間違っていることになる。

トレーニングの内容次第

筋肉をつけるからスピードが遅くなるわけではない。筋肉がモリモリでもスピードが速い選手はたくさんいる。トレーニング内容で変わるのだ。筋肥大そのものが問題なのではない。実際、筋肉が無い人でも動作のノロい人もいる。どちらかというと筋肉のついている人のほうがキビキビだ。

筋肉の能力は大きさに比例する

筋肉の性能は大きさに比例する。大きい筋肉の方が小さい筋肉に比べ、運動面で優れている。筋力、筋パワー、持久力。筋肉を大きくすることはスケールが大きく、レベルがアップするということ。

では筋肉が大きくて動きのトロイ人がいるのはなぜなんだろう。

ボブサップ選手の場合、元々はアメフトの選手。アメフトに必要な筋肉は筋力。相手をガッチリ支える筋力なのだ。すばやく動作するための筋肉ではない。あの大きな筋肉はそういった筋肉がたくさん詰まっている。なのでスピードがなく、相手を捉えることが出来ない。

メルヴィンマヌーフ

反対にこの選手も格闘技の選手だがメルヴィンマヌーフというこれまた筋肉モリモリの選手がいる。ものすごい回転スピードのパンチの連打で相手を圧倒する。あれこそ瞬発力を最大限に発揮したトレーニングの賜物。両者ともに最大級の筋肥大を持っているが全く違うトレーニング、過程で形成された筋肉なのだ。なので筋トレをしたら必ずししもスピードが遅くなるというわけではない。

ちなみにマヌーフ選手は身長174センチ程度だが体重が90kgもある。非常に俊敏な動きをする。相手よりも速いリズムを刻み続け、プレッシャーをかけ続ける。トロイどころの話ではない。

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