運動は必要?

生活習慣病

1961年アメリカのハンス・クラウスとウィルヘルム・ラープという二人の医師が「運動不足病」という本を著しました。
二人は成人病(現在の生活習慣病)がいかに運動不足によって引き起こされているかというということを初めて明らかにしました。
運動をすれば体に良いというのではなく、運動をしないと体に悪いという認識を持つ必要があるようです。

様々な弊害

心臓疾患のリスク

心臓疾患は血流量の低下も原因の一つとしてあげられます。運動の不足は心臓から送り出される血液量が少なくなり、全身への血液供給量の不足を招いてしまいます。
心臓は心筋という筋肉でできており運動不足が心筋の血流量も減少させるため、心筋は血液供給不足の状態となります。これにより心疾患のリスクが高くなります。

動脈硬化を促進させる

運動時において糖質と脂質が主にエネルギーとして消費されますがタンパク質も少しづつ分解されます。
このときにできる物質が「プラスミン」といいます。プラスミンは血管の内壁にこびりついた動脈硬化の原因物質を溶かす働きである「線維素溶解能」をもっています。
運動をしないとこのような機会を逃してしまうことになるわけです。

骨がもろくなる

運動不足になると「脱灰現象」という骨から窒素、リン、カルシウムが抜け出す、骨粗鬆症状態になることも。

廃用性萎縮

骨格筋を発揮する機会があまりに少ないと「廃用性萎縮」という筋力の著しい減少を招きます。

脳細胞の寿命が短縮する

筋肉の収縮には脳から信号が送られますこれを賦活信号といいます。これは生命維持信号であり、運動が不足することで結果脳細胞の寿命を著しく短縮させてしまうことが明らかにされています。

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